WordPressとは?

2003年にGNU General Public License(GPL)の下ではじめて公開された、オープンソースのブログツールとして配布されているのが、WordPressです。
ソースコードの修正や再配布も自由なため、多くの人によって開発、改良されてきています。
WordPressは、プログラム言語にPHP、データベースにMySQLを利用しているため、機能拡充のプログラム(プラグイン)を開発しやすいためとも言われています。
PHPとHTMLに関する知識が多少あれば、テンプレートの改良も比較的簡単に行えるため、オリジナルのホームページを作成できます。
WordPressが普及した理由
他のブログツールで一般的に使われている「MovableType」は、ビジネス利用の場合、52,500円かかります。
しかし、WordPressは無料で利用できます。
実は、WordPressを普及させたひとつが、この費用の問題で、現在は世界中の会社、個人で利用されています。
有名な企業、団体では、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、マサチューセッツ工科大学などがWordPressを利用しています。
・New York Times(walkthrough.nytimes.com)
・Wall Street Journal(blogs.wsj.com/law)
・MIT(news-libraries.mit.edu/blog)
WordPressとMovableTypeの比較
GoogleTrendで検索数を比較すると、
世界では、圧倒的に「WordPress」の方が検索されています。
過去5年間で、およそ、17倍もの差があります。
下のグラフでお解りの通り、「WordPress」の検索数は年々上昇していますが、「MovableType」はそれに比例して年々降下しています。

GoogleTrendでのWordPressとMovableType検索数推移
もうひとつ事実があります。
「MovableType」で検索している国は、日本がダントツです。(GoogleTrendで「MovableType」を検索した結果はこちら)
他の国では、ほとんど検索されていません。
では、日本は「MovableType」の方が利用されているのでしょうか?
下記が日本での検索比較です。

日本でののWordPressとMovableType検索数推移比較
2006年の後半から、日本でもWordPressがMovableTypeを超えています。
このことから、日本を含む世界中で、「MovableType」利用者が減少していることわかります。
これでも、まだ「MovableType」をご利用されますか?
動作環境
動作環境は次のとおりです。
・PHP 4.2以上
・MySQL 4.1以上
この条件を満たすレンタルサーバーであれば、利用することができます。
ビジネスで利用するときの注意点
無料で使い勝手が良い反面、誰でも改変できるフリーソフトなため、不安に思われるかもしれません。
そのため、次のことに注意して、利用すると問題は発生しません。
- WordPressに登録する情報は公開しても問題ないものにする
- データーベースのバックアップを定期的に行う
基本的には、普通のホームページと同じようなことに注意していれば問題ありません。
また、当方で、プラグインの動作確認を行ってから、提供していますので、安心してご利用頂けます。